はじめに
同じトーク、同じ文言、同じ説明。
それでも、ある人の通話は自然に進み、別の人の通話はどこかで止まります。
テレアポの現場では、日常的に起きている光景です。
しかしこの差は、話し方の上手い下手だけでは説明できません。
技術では説明できない差が存在する
話法や言い回し、トーク構成。
それらを揃えても結果が揃わないことは、現場を見ていれば明らかです。
技術は再現できます。
それでも結果が再現しない場面がある。
この時点で、問題は技術の外側にあります。
相手が体験している「質」が違っている
同じ言葉でも、
ある相手には「安心」として届き、
別の相手には「警戒」として届きます。
これは内容の違いではありません。
相手がその瞬間に体験している質の違いです。
声のトーン、間、温度、空気。
それらが合わさって生まれる体験は、言葉そのものよりも先に相手へ届いています。
クオリアにメスを入れるという視点
この「体験の質」は、これまで曖昧な感覚として扱われがちでした。
しかし、ここを曖昧なままにしている限り、再現性は生まれません。
哲学では、同じ刺激でも体験のされ方が異なることをクオリアと呼びます。
私は、テレアポの現場で起きているこの差に、
クオリアという視点でメスを入れる必要があると考えています。
感じ方を教えるためではありません。
ズレが生まれる位置を特定するためです。
整えるとは、感じ方を操作することではない
誤解されやすい点ですが、
相手の感じ方をコントロールすることはできません。
できるのは、
ズレが起きにくい前提を置くことだけです。
声の出し方、構え、相手との距離感。
それらを整えることで、
相手が体験する質は安定していきます。
おわりに
再現しない理由は、
技術が足りないからではありません。
体験の質が、最初から違っているからです。
この差を感覚論で終わらせるのか。
それとも構造として扱うのか。
そこに、現場が変わるかどうかの分岐があります。
テレアポアーティスト(テレアポ改善コンサルタント) 咲田哲良(さきたあきら)
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著者: テレアポアーティスト(テレアポ改善コンサルタント) 咲田哲良(さきたあきら)
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